公益財団法人黒田奨学会 〒810-0041 福岡市中央区大名2-2-41サンライフ大名308

設立趣旨・沿革

公益財団法人黒田奨学会は旧福岡藩内子弟の人材育成と学問奨励の目的をもって、旧筑前藩主黒田家より寄付された広大な別邸の土地建物(当時福岡市浜の町15番地現在福岡市中央区舞鶴3丁目136番)等の資産を基本財産として、大正4年11月3日(1915年)設立。昭和4年5月 21日(1929年)には財団法人として認可された奨学会です。

徳川時代には日本全国に大名小名合わせて200余の藩があり、明治維新以後これらの藩主により設立された育英会は多数ありましたが、現在では残っている旧藩由来の育英会は殆どなくなり黒田奨学会は希有の存在です。

旧筑前黒田藩の歴代当主は伝統的に学問を重んじる家風であり、奨学会設立以前の黒田家の育英事業の歴史としましては、慶応年間には数名の藩士と藩士の子弟をオランダ、スイス、アメリカに派遣したのを最初として、明治4年にはハーバード大学に金子堅太郎氏(大日本帝国憲法草案、日露戦争講和)やMITに団琢磨氏(三井財閥総帥)、又、明治8年にはハーバード大学に栗野慎一郎氏(外交官、ロシア公使、初代フランス大使)など郷土の先輩諸氏を留学生として多く海外に送っています。その後、彼らが留学の経験を生かして日本発展の為に多大の貢献を成した事はご存知のとおりです。

黒田藩主の育英事業の意思を受け継いだ黒田奨学会は、大正4年の当奨学会の設立以来今日まで、既に鬼籍に入られた方々も含めて900名以上の有為の諸氏を世に送り出してきました。

黒田奨学会の奨学金の特色は、給付型であり貸与ではありませんので当会に対しての返済は一切必要ありません。しかし我々黒田奨学会は奨学生に対して、学校で学び取得した能力を社会に於いて発揮し世の中に貢献する事により、社会に対してその成果を返済する事を強く希望しております。


■歴代の理事長(昭和4年より昭和43年までは専務理事)

専務理事
西川 虎次郎 昭和4(1929)年6月〜昭和17(1942)年5月
大原 保 昭和17(1942)年5月〜昭和23(1948)年4月
水月 文英 昭和23(1948)年4月〜昭和39(1964)年4月
重藤 市之亟 昭和39(1964)年4月〜昭和43(1968)年3月
理事長
石橋 茂 昭和43(1968)年4月〜昭和56(1981)年5月
原 巳冬 昭和56(1981)年6月〜昭和63(1988)年8月
馬奈木 文衛 昭和63(1988)年9月〜平成3(1991)月9月
長 德重 平成3(1991)年10月〜平成18(2006)年1月
各務 章 平成18(2006)年2月〜平成24(2012)年2月
伊達 健太郎 平成24(2012)年3月〜


■事務所所在地

S.4年4月 福岡市浜の町15番地 黒田家濱町別邸内
S.23年4月 福岡市警固本通2丁目 学校法人筑紫女学園内 昭和36年 3月3日登記
S.39年4月 福岡市西新町661 修猷館高等学校内 昭和39年12月9日登記
S.49年4月 福岡市中央区大名2-2-41サンライフ大名308号
昭和49年10月5日登記